クリスマスプティングに火をつけて燃やすのはなぜ?どこで食べれる?

目次

クリスマスプディングはドライフルーツを使った蒸しケーキ

クリスマスプディングは、英国の家庭でクリスマスの晩餐後の最後に食べる伝統的なデザートです。

プティングはいわゆる、卵のプリン、ではありません。

英国のクリスマスプディングは、レーズンやサルタナといったドライフルーツを生地に混ぜて蒸して固めたもので、言ってしまえば「蒸しケーキ」なのです。

本場のクリスマスプディングの生地は、パン粉、小麦粉、卵、ラム酒、砂糖、ケンネ脂を使っており、味はどっしり重たく、触感はぬちゃっとしています。

クリスマスプディングを燃やすのはなぜ


テーブルに出すときに、プディングにラム酒をかけて、火をつけるのが伝統。

燃え上がった青い火はすぐに消え、プディングを切り分けいただきます。

このプディングにつけられた炎は磔にされて人類の罪を贖うというキリストの受難を表しています。

他にも、炎で過去の罪を燃やし、新しい年を迎えるという意味が込められています。

この火をつけるという行為は、1843年に刊行されたディケンズの「クリスマスk・キャロル」によってイギリスのみならず、全世界に知られることとなりました。

それが肉饅頭であった! 一分と経たないうちに、クラチット夫人は這入って来た――真赧になって、が、得意気ににこにこ笑いながら――火の点いた四半パイントの半分のブランディでぽっぽと燃え立っている、そして、その頂辺には聖降誕祭の柊を突き刺して飾り立てた、

りの砲弾のように、いかにも硬くかつしっかりした肉饅頭を持って這入って来た。

引用:クリスマス・カロル | ディッケンス Dickens、森田草平訳 – (無料・青空文庫) そよかぜリーダー

ブランデーソースをかける

切り分けたプディングはしばしばブランデーソースと呼ばれる甘いソースをかけて食べます。

ブランデーソースとは、ブランデーと牛乳とバターを混ぜて作ったイギリス独自のソース。

他にも、ブランデーバターやカスタードクリームを添える人もいます。

日本でも通販でブランデーバターを買うことができます。パンに塗って食べるとおいしいですよ!

クリスマス・プディングの歴史

今の形のクリスマスプディングが登場したのは19世紀になってから。

それまでの家庭で食べられるプディングは、肉、ハーブ、野菜、パンのくずなど余った食材を入れたもので、庶民がお腹をいっぱいにするものでした。

甘いごちそうのデザートになるまでは長い歴史がありました・・・

クリスマスプディングについて詳しく知りたい人は以下の本がおすすめ!

プディングはかき混ぜて作る

伝統的なクリスマスプディングは、12月25日の5週間まえの日曜日につくり、熟成した物をクリスマスに頂きます。

その日曜日は「ステア・アップ・サンデー(かき混ぜる日)」と呼びます。

だいたい11月の20日以降の日曜にあたります。

ボウルにプディングの材料を入れて、願い事をしながらぐるぐるとかき混ぜます。

この時にコインを入れて、食事中に切り分けられたプディングにコインが入っていたら、その人は一年幸福に暮らさせるといわれています。

クリスマスプディングだけじゃない。イギリスのプディング

イギリスのプディング、肉のプディングやパンのプディングなど様々な形状があります。その中でも、クリスマスプディング同様、蒸して作る甘いプディングを紹介します。

スコットランドのプディング

クルーティープディング(clootie Pudding)と呼ばれるこの料理は、スコットランド伝統のプディング。

布(cloth)に生地を包んで蒸すことからこう名付けられました。

イングランド式のクリスマスプディングが型を使ったドーム型に対して、つぶれた丸の形が特徴です。

スコットランドではクリスマスや新年祭り(ホグマニー)に食べられます。

生クリームやカスタードクリーム、ブランデーソースをかけて食べます。

ベタベタなプディング

イギリス人が最も好きなプディングだとされているのがスティッキー・トフィー・プディング(Sticky Toffee Pudding)です。

バターと砂糖で作ったトフィーソースをかけた甘いプディング。

生地はふわふわで軽く、刻んだデーツを入れるのが特徴です。

誕生は1970年代だと言われており、イギリスのパブのデザートとして人気があります。

レモン丸ごとプディング

サセックス・ポンド・プディング(Sussex pond pudding)は中に皮付きのレモンを丸ごと入れたユニークなプディング。

イングランドの南東部サセックスに古くからつたわる伝統的なプディングです。

地中海で生産されるレモンは昔はイギリスにとっては高級品だったので、高級感や珍しさを演出するために考案されたのではないかと言われています。

名前にある「ポンド」とは池のことで、内部に閉じ込められたバターと砂糖とレモンのソースが切ったときにあふれて池みたいなることから名づけられました。

クリスマスプディングはどこで食べれる?

Amazon

ショートブレッドで有名な英国のお菓子メーカーWalker’sがクリスマスプディングを製造しています。

こちらはAmazonで手に入れることができます。KALDIではクリスマス間近になると販売されます。

Amazon.co.jp : ウォーカー クリスマス

KADLIで購入

毎年クリスマス商品を販売するKALDI。

2025年冬はオンラインショップ限定でウォーカーズのクリスマスプディングが販売されていました。

私もカルディで購入したプディングを食べたことがあります。

カルディコーヒーファーム オンラインストア

中目黒「スワン&ライオン」

東京・中目黒にあるイギリス料理店「スワン&ライオン」さんはクリスマスシーズンの特別メニューとしてクリスマスプディングを提供しています。

11月~12月頃、HPで予告があるので、是非チェックしてください!

まとめ

今回はイギリス伝統のクリスマスプディングについて紹介しました。

このブログでは「日本で味わう世界のクリスマス」をコンセプトに、世界のクリスマス情報や、クリスマスの料理の食レポを投稿しています、

世界をもっと楽しもう!

では次回また会いましょう!

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この記事を書いた人

趣味で食べ物と動物の絵を描いてます。ブログで世界のクリスマス文化についてお届けしています。

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